問題集を最後までやり切るのは簡単じゃない。

最近、高校生コースの準備のために高校生向けの参考書や問題集を読み直しているのですが、一見基本レベルの問題集に見えても、実際に始めから最後まで解き直すのは思いのほか時間がかかります。

講師の私ですらそのようなものですので、高校生の生徒が参考書を最後までやり通すのは、時間もかかるし、大変なことです。

その時に、高校生の生徒に一番意識してほしいことは「1周目で全て理解したり、覚えようとしなくていい」ということです。

それより前日学習した内容を忘れてもいいから、毎日前に進んでいくことが大切です。

忘れたり完全に理解できないことを気にして立ち止まってしまうと、一番重要な「繰り返すことで確実に覚える」ということの手前の時点で挫折してしまうことにもつながります。

人間は繰り返せば、嫌でもその内容を記憶します。

逆に繰り返すことをしなければ、どんなに頑張って覚えた気になっていても、あっさりとその内容を忘れてしまうものです。

ですので、参考書や問題集は繰り返すことを前提に、つまりある程度の長い時間をかけて取り組むことを予め覚悟したうえで取り組むべきだと思います。

どんな問題集でも、少なくとも3回は繰り返す。

1週に1ヶ月かかる問題集ならトータル3ヶ月、2ヶ月かかるものなら半年かけて初めてその問題集をやり切ったと言えるのです。

簡単なことではありません。

しかしこれをやれば、自分でも自分の実力がついたことを実感できるのではないかと思います。