定期テスト対策用の問題集はオーソドックスなものがいい。

中学生のみなさんに定期テスト対策用の問題集をすすめる時には、オーソドックスなものをすすめるようにしています。

ここでいうオーソドックスなものとは、学校で使用している副教材のようなものをイメージして頂ければいいと思います。

なぜそのようなものをすすめるかというと、教科書の内容に準拠していて、わからない問題に直面した時、要点を学校のノートなどで調べたり、塾の先生に聞いたりすることで、問題を解決しやすいというのが主な理由です。

また、定期テストで点が取れない生徒の特徴として、「テストまでに何をどれくらいやればいいのかイメージできていない」というものがあります。

そのような生徒でも、教科書に準拠した問題集を使用することで、自分の勉強の進捗度合いをイメージしやすいというメリットがあります。

塾や家庭教師の先生の中には『○○日でできる』『誰でもわかる』といったタイトルの問題集をすすめる方もいらっしゃるのですが、私はおすすめしません。

そのような問題集は、ある程度教科書に準拠した教材で勉強してみて、その上で補助的に使うことで、初めて役に立つものだと思います。

どうしても勉強が苦手だという生徒さんは、オーソドックスな問題集の基本問題だけでもいいので、テスト範囲をまんべんなく勉強して、「基本問題だけは完璧にした!」という状態にもっていきましょう。

定期テストでは、そのような自信をもってテストに臨んでほしいと考えています。

おすすめする具体的な問題集につきましては、こちらなどを参考になさってください。