岡山県立高校の入試問題分析(2022年一般)―国語1

総評

以前は大問3で出題されていた小説の読解が、ここ数年は大問1で出題されています。

この傾向は、今後も続くかもしれません。

小説の読解がなくなるということは考えにくいので、どちらにしてもしっかり問題演習をしておきたいところです。

昨年度の入試もそうですが、小説読解は記述問題、選択問題にかかわらず少し迷ってしまう問題がいくつか見られます。

「なんとなく答えを出す」のではなく、解答の根拠を意識した問題演習を日頃から心がけましょう。

小説のジャンルについて

例年通り「青春小説」といえる作品が取り上げられました。

特に、「部活もの」は解答をする受験生にも感情移入がしやすく、入試で取り上げられることが多いといえます。

逆にいえば、このようなジャンルの作品であれば、中学生でも比較的読みやすいので、普段から興味をもって読んでみてほしい、という出題者の考えがあるのかもあれません。

私の印象では、「ライトノベル」といわれるジャンルの作品が、中学生の間で一番人気のような気がします。

もしかしたら、将来的にはライトノベルが高校入試の問題として出題されることもあるのかもしれません。

記述問題は要注意

問題は、漢字の読み、傍線部説明問題(選択、記述)、文章の表現の特徴についての説明(選択)などでした。

例年通りといえる出題内容といえます。

特に注意が必要だと感じるのは、記述式の説明問題です。

二十字から三十字の長さの文章で答える問題が2題出題されました。

本文からそのまま抜き出すのではなく、自分で内容をまとめなければならないため、少し苦戦する生徒もいたかもしれません。

このような問題は、自己診断テストでも毎回のように出題されますので、日頃の勉強での十分な練習が必須です。

特に、自己診断テストや入試問題では初めて見る文章を読み解かなければならないので、同じように初めて見る小説を読み解く練習ができていなければなりません。

現代文の読解は、知識量に比例して点数が伸びる分野ではないため、後回しになりやすいものです。

しかし意識して勉強していれば、努力は絶対に点数に表れます。

日頃から意識して、時間を取って勉強するようにしておきたいところです。