岡山県立高校の入試問題分析(2022年一般)―国語4
会話文と資料をもとにした条件作文
大問4では、テレビ、新聞、インターネットといったメディアの特徴に関する会話文と資料をもとにした小問と「条件作文」が出題されました。
小問では、発言者の内容を考える問題や、発言者の役割について述べた文の中から正しい選択肢を選ぶというものでした。
会話文を読みながら、各々の発言者がどのような役割を果たしているのかに注意して、丁寧に選択肢の正誤を考えることが必要となる問題でした。
条件作文の勉強法
条件作文では、「テレビと比べたときの新聞の強み」というテーマで、八十字以上百字以内で書くというものでした。
条件作文は、自己診断テストでもお馴染みの形式で、苦手とする生徒も多いように感じます。
作文の練習は、できるだけ先生に見てもらい、アドバイスをもらうのがいいと思います。
自分の文章のくせは、自分ではなかなか気がつきにくいもので、誰かに指摘してもらい、そこを直すだけで読みやすい論理的な文章が書けるようになったりもします。
高校入試の条件作文は、それほど長いものではないため、読む方にとってもそれほど負担になるものではありません。
可能であれば誰かに読んでもらい、感想を聞いてみると、自分の文章のくせがわかって作文力の向上につながると思います。