岡山県立高校の入試問題分析(2022年一般)―数学2
数量を不等式で表す
数量の関係を不等式で表す小問が出題されました。
定期テストレベルの基本問題だったため、数学が苦手な受験生でも、得点できた人も多かったと思われます。
一方で、不等式の対策を全くしていなかった受験生は、混乱してしまった人もいるかもしれません。
入試本番では、どの分野の問題が出題されたとしても、基本問題であれば正解できるようにまんべんなく対策をしておく必要があります。
苦手な分野には手をつけない、といったことは絶対に避けて、過去問演習を中心にまんべんなく対策をしておきましょう。
連立方程式の利用
2⃣は、例年連立方程式の利用が出題されます。
岡山県立高校の入試で特徴的なところは、ほぼ「個数と代金」の問題が出題され、「速さと時間と距離」「割合」の問題は出題されにくいと言えます。
私立高校では、一般的により考えさせる問題が出題され、「速さと時間と距離」「割合」も出題されるため、受験生はまんべんなく対策をしておかなければなりません。
一方で、県立高校の入試の連立方程式は、ほぼ基本レベルの問題が出題されます。
2022年も、定期テストレベルの基本的な問題が出題され、かつ解答の過程は答える必要はなく、答だけでよいというものです。
過去問を中心にしっかり対策をしておけば、確実に得点できる問題ですので、しっかり準備をした上で、3⃣以降の問題で点数を積み上げていけるようにしましょう。